5月の写真
お久しぶりです。
お元気ですか?
自粛生活で撮影には行けず、自粛要請が出ているなか出社し続けた結果ちがう理由で体調を崩し、踏んだり蹴ったりな4月中旬から5月末にかけてでした。
体調が元通りになるにはなかなか時間が掛かりそうですが、ぼちぼち働いて、しっかり休みたいと思います。
大好きなライブも2~8月分すべて中止となってしまいました(´;ω;`)
今回は少しでも気晴らしが出来るようにちょくちょく撮影していた写真たちを♪
GW前に「非接触撮影」を心がけて撮影してきました♪
今回初めてフィルターを使った撮影をしてみました💡
①ソフトフィルター
通常点としてピントを合わせる星ですが、それぞれの明るさがわかりにくい事が多いです。そこでこのソフトフィルターでしっかり合わせたピント面をあえて「にじませる」事で明るい星をより明るく表現する事が出来ました!
しかし、手前の建物までにじんでしまいました。。
②スターリーナイト
個人的にこれは「すごい!」となりました。
少し青めの色に写りますが、街明かりの光害を抑えて撮影する事ができる優れもの!
今回はこの2枚を重ねて使用しました♪
もともとカリカリに写るレンズが好きなのでソフトフィルターの出番は少なそうですが、スターリーナイトは夜景撮影でもどんどん使っていきたいと思っています♪
家族から「こういうの美味しそうに撮ってよ」との依頼を受け撮影しましたが…
非常に難しいですね🙅
テーブルの大きさの関係で50mmをAPS-Cクロップ(トリミングみたいな機能)で75mmで、手前左斜め45°からストロボ一灯と右斜め45°にレフ板を配置しました💡
背景はホームセンターで1枚300円程度で売っているコンパネ2枚、お皿は倉庫でほこりを被ってたものをひっぱり出して撮りました。
「しずる感」なるものをもっと演出したかったのですが、ワッフルがシロップをグングン吸い込んでいくので余計に難しかったです。笑
地元のバラ園にて撮影しました💡
開園時間ごろはまばらでしたが、5分10分後には人でいっぱいに💦
もともとかなり密集した空間にバラがたくさん咲いているのですが、もう少し圧縮したいと思い85mmで撮影しました🌹
すこし通路が寂しい感じですが、人がいるのも違うな…と。
知人が素敵なハーバリウムを作ってくれたので、ブーケと合わせて撮影しました♪
「このハーバリウムに合うようなブーケを作ってくれ」と無茶なお願いに、いやな顔せず感動するようなブーケを作ってくださり本当に感謝しています✨
ストロボを使おうかと思いましたが日光だけでも良さそうと思い、ノンストロボで右上にレフを配置しました💡
ちょっとパールの影が気になりますが…
ちなみにこの背景も1枚300円のコンパネです。笑
みなさま、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください♪
気兼ねなく撮影することが出来る日を楽しみにしております✨
【旧型】Fマウント大三元標準ズーム AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
F2.8通しの広角、標準、望遠ズームレンズは“大三元レンズ”と呼ばれ、各社のラインナップに必ずあり、アマチュアからは憧れであり、プロには必須と呼ばれるレンズです。
その憧れであるはずのレンズを背伸びして買ってしまったのは去年の夏ごろ。笑
ちょっとした臨時収入があり、思わず買った憧れのレンズ!
撮影した感想など含めてぼちぼち書いていきますよ~
目次
①AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDってどんなレンズ?
日本のカメラメーカー「NIKON」が2007年(え、2007年!?)に販売しましたF2.8通しの大口径標準ズームレンズです♪
ナノクリスタルコートの効果で、逆光気味の状況でも、ゴースト、フレアの少ないクリアーな画像が得られます。
販売当時の価格は(税込)294,250円
えぇ安月給の私には到底買えない、むしろ選択肢に入らない価格帯です。笑
レンズの主な仕様は以下の通りです。
レンズ構成枚数 15群11枚
画角 (35mm判) 84°-34°20′
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 38cm
最大撮影倍率 0.26倍
フィルターサイズ φ77㎜
最大径 × 長さ φ83㎜ × 133㎜
質量 900g
(表で見易くしたいけど、やり方わからない)
重量は900gと標準域のレンズとしては重い部類に入ります。
そして旧型ですので、このレンズには手ぶれ補正が付いていません。
が、普段使ってるSIGMA 50mm F1.4 DG HSM ARTが815gなので特に問題はなかったです。笑
みなさん書かれてますがAFはむちゃくちゃ速いです。ビックリします。
②ズーム全域2.8通しのアドバンテージ
最初に書きましたが前々から憧れのレンズでした♪
かと言って、臨時収入入ったから衝動買いしたわけではなく。笑
理由として
・夜撮影することが多く明るいズームレンズが欲しかった
・友人の結婚式に出席する機会が多く綺麗な写真が撮りたかった
・憧れてた(結局)
イベントやライブは自分の行動範囲も限られますし、場所取り(されてる方もいますけど)出来ない事が多いです。
F値が1.4や1.8の単焦点レンズに比べれば暗いレンズですが、自由に動けないなかで1つの画角に縛られず、なおかつシャッタースピードを稼いで撮影できるのは大きなメリットだと思います♪
そしてオートフォーカスも爆速と言われるぐらい速く、ガシッと掴んでくれるのでかなり助かりました♪古くてもさすが純正と言った感じです♪
③まだまだ戦えるのか!?
旧型、旧型と自分でも思ってましたが2007年発売とは…13年前か…笑
結論言いますと戦えると思っています!
ただーし借りた新型に比べるとやはり見劣りする部分はあります。
①開放付近の描写が甘い
②逆光耐性が比較的弱い
③手振れ補正がない
③は個人的な好みもありますが、やはり新型には敵いません。
ただ新品でも定価の半額、中古ですと状態にもよりますが1/3程度から購入することができます!室内撮影が多い方や「絶対」が欲しい方にはオススメなレンズだと思います♪
ニコンプラザに調整を依頼したのですが、コロナの影響で返ってきません。笑
3月のスナップ
なかなか外出することに対してのハードルが高く、大好きなライブもどんどん延期・中止で暇でした。笑
関西でも兵庫~大阪間の往来自粛要請が発せられるなどポジティブな話題は少ないですが、近所でも出掛ける時は必ずカメラ持ってぶらぶらするようにしていました。笑
機会は少なかったですが、気に入ったものも撮れたので今月も書いていきますよ~
【ALERT】
メタルギアソリッドというゲームをご存知でしょうか?
私は1と3が好きなのですが、作中で出てくるシステムに「ソリトンレーダー」という敵の位置や視覚を認識することができるレーダーがあります。
レーダーは画面上に青く表示されるのですが、
この場所に来た初めは青信号だったので「おぉソリトンレーダー」っぽいと撮影していたのですが、
赤信号に変わった途端「やばい感」を感じたのでこのタイトルにしました♪
これを撮影したのは深夜3時頃でべろべろに酔っぱらっていましたが、ブレてなくて良かったです。笑
【去るモノ、留まるモノ】
祖母の家に行く途中にある、主要だったジャスコが近所にイオンモールへ進化してしまったため寂れた商店街です。笑
これ実は結構気に入ってるんです♪ポイントは「車と人の向き」です。
人は時の流れや順序は左→右と認識しています。
舞台もライブも客側から見ると左から出てくるんですよね(左が下手、右が上手)
吉本新喜劇もだいたい左から(右から出てくる理由はまた後日)
廃墟感だけやとつまらないしな~誰か通ったら「今と過去」「動いてるものと止まってるもの」的な対比で面白いぐらいで構えてたら、人と車が!しかも右へ進んでる!
と言う事でウハウハしながら撮りました。笑
【CROSS】
駅から某世界遺産のお城が望める素敵な展望台です。
夕焼けで伸びた陰と展望台の床の木目?が交わって綺麗でした✨
絞り優先で撮影しました。適正露出から-2程度下げて、影が濃く出るようアンダーに撮影しました♪
【侵食】
16時ごろの西陽でコンクリートの壁をツルが覆っているのですが、一つだけ黄色の葉っぱがあったので生命力を吸い取ってるみたいなイメージで撮影しました♪
ちなみにラルクアンシエルの「浸食~lose control」という曲をイメージしてましたが、
浸食と侵食の違いを初めて知りました。笑
この日大好き50mmではなく85mmでスナップしたのは、ポートレートのロケハン中に撮影したからです。笑
今回85mmが改めて良かったのでまた後日ポートレートで記事を書こうかと思います♪
2月のスナップ
これから毎月撮影したスナップを掲載しようと思います🐽
いつも通り設定と、「どうして撮影したのか」の理由も合わせて書いていこうと思います♬
【おさまらない男】
わざわざタバコを吸うためにパーキングには入りませんが、わざわざパーキングの入り口過ぎたところに停めて喫煙しているところが面白くて撮りました。笑
この日は午前中のみ出勤だったので、前から行きたかったうどん屋さんとぶらぶらスナップ撮影をしようと思っていました。
駅から上がってすぐこの光景に直面しすぐシャッターを切ったので、実際はもっと斜めに撮っていました。笑
【すぐ出口】
もうタイトルの通りです。笑
入ってすぐ出口の案内が始まるところにオーナーの強い意志を感じたので。笑
私は背が低いので、D780のLVを使用しました♪
【正解じゃない】
大阪にある天満駅周辺は一大飲み屋街🍺そこにある「裏天満天神横丁」
となりの看板はこちらを向いているのですが、のれんの文字は裏側…これが「シャレ」なのかこの日間違えていたのかは定かではないですが、裏なのでこの向きも間違っていないけど正解でもないだろう…と思い撮影しました。笑
【仕業】
これも大阪 天満駅周辺です♪これ撮影した当初はなんにも思わぬボツ系写真だったのですが…笑
山賊にやられたのですか?と思って撮影したのですが、ちょうど横を通られた方が見た瞬間とも被ったので、視線がそれぐらい「やられた感」の演出をしてくれたと思い選びました、笑
【ヒトリノ夜】
だからロンリーロンリー!!と歌い出したくなるような。笑
友人とショッピングモールに行ったとき、下りのエスカレータで飛び込んできた光景でした。笑
ここ最近の写真で一番構図がハマった写真だと思っています。笑
2分割構図、おにいさんとカップルの座ってる位置が左右前後対象という色々詰まった写真です✨
【威圧】
最初は目が怖いと思って撮影したのですが、足元見ると鴨が。
これ面白そうと思って構えていると鴨が背中を向けたので、この目の怖さがより活きたカタチになったと思います♪
もうすこし絞っても良かったかな。
いかがでしたでしょうか。
街で行きかう人の影とかお洒落な写真に憧れますが、実際探しているのは矛盾やら面白い瞬間で。笑
またこの記事は月末か月初にでも💮
D780購入レビュー‼購入から3週間でたくさん撮りました(ポートレート、イベント、ライブ)
2015年にD7000、2017年にD750 を購入し、来る2020年1月24日わざわざ仕事を休んで購入してきましたD780‼
私はライブとイベントも撮影していて2台目のD750が欲しいと考えていたところに、近所のキタムラのおじさんから「780出るよ」と聞いて、その場でスペック確認・予約という流れでした♪笑
結局下取りに出したのはD750を購入した時のキットレンズであるAF-S NIKKOR 24-120 F4G ED VRだけで、D750はサブ機として運用していきます。
ポートレートやスナップにサブ機は必要ないですし、これから出番はぐっと減ってしまうかとは思いますが、これからレフのフルサイズを購入したいと考えている方には是非D750オススメします‼まだまだ現役で使えるカメラなのは間違いありません✨
D780ですが、正直価格は発売から5年経過したD750の倍近くしますし、画素数も変わりません。
ただメインとサブで画素数が違ったりメーカーが違うと統一性がなくなってしまうのでD780の選択は間違ってなかったと思います。
目次
1.D780、D750撮り比べ
まず使用していて大きく違うと感じるのは画像処理エンジンEXPEED6とEXPEED4の違いです。
条件は下記で統一しました
撮影モードAモード(D780 1/1000 D750 1/800)
マルチパターン測光
ISO:100
WB:AUTO1
F値:2.5
画質:JPEG FINE
D780で撮影したものに比べてD750の写真は若干オレンジに寄っているような質感となります。またグリーンが濃く出てるかな?
撮影したのがPM15:51だったのですこし傾いた頃です。なので特別違和感はありませんが、D780の方が白は白でしっかり写すような印象を受けました。
またD780のファインダーがとにかく“見易い”
もう一度、
とにかく見易い!!
ここからはジャンルごとの作例見つつ行きましょう♪
2.ポートレート(人物撮影)
このブログのアクセスの9割はポートレート記事です。笑
D780はレフ機とミラーレス機のハイブリッドとして一眼レフの新しいカタチを示したのではないでしょうか?
ファインダー撮影では上記の通り見易くなっており、マニュアルフォーカスをアシストするフォーカスエイドが使用できるので以前よりも微調整が可能となっています。実際ピントを外した写真が少なくなりました♪
またLv(ライブビュー)撮影ではみなさん大好き「瞳AF」を使用することができます。
私も初めて使用しましたが、動いている被写体にはかなり使えると思いました♪
バストアップまではほぼ確実に機能します♪ただ全身まで入れると顔認証に切り替わってしまうので、シビアにフォーカスが欲しい方はミラーレス機の方が良いかなと思います💡
そして今までのNikonレフ機の常識「Lvは使い物にならない」を見事に覆しました‼
まず液晶が綺麗で、AFも高速・正確なので本当に便利でした♪
3.イベント撮影
友人の紹介でベリーダンスを撮影する機会がありました♪
暗めの雰囲気で、妖艶な踊り…言い換えると「暗所の動体」、ところどころファインダーではなかなか捉えられない事が多かったです。
演出上仕方がないことですが、内心「おぉ…まじか…」と思ってました。笑
そんな時に活躍してくれたのがLv撮影でした♪
Lv撮影を行ってよかった事が2つ✌
1つ目がAF機能‼
演出上すごく暗い状態でファインダーAFでは捉えきれない状態でも(捉えていても暗すぎて合ってるのかがわからない。笑)、Lv撮影ではしっかり捉える事が可能でした♪
ミラーレス機との違いはLvで見た明るさではなくファインダー撮影時の明るさで撮影するので、液晶で明るく見えても実際は暗かったりと注意が必要です。
D780は開放1.4のレンズであればローライトAFが使用でき‐7EVまで捉える事が可能です♪
2つ目がサイレント撮影‼
この日はビデオ撮影が入っていた(当日初めて知りました)ため、ポジションによっては動画にシャッター音が入ってしまう可能性がありました。D780のLv撮影であればサイレント撮影が使用できます♪また連射も可能です✨
本当に買ってて良かったと思いました。笑
4.ライブ撮影
D750でも撮影して問題がないことは確認していますが、高感度耐性が素晴らしいと感じました♪上の写真はISO 2500ですが、ノイズ低減は行っていません♪D750もノイズは抑えられいたと思いますが、それ以上の効果です‼すぐに感度上げて横着する私にはとてもありがたい進化だと思います。笑
いかがだったでしょうか?笑
本当はZシリーズも気になっていましたが、ミラーレス機で一番綺麗と言われるNikonのEVFでも違和感があったので、視力が落ちるorもっと綺麗なEVFになるまではレフ機を継続しようかと思います♪
ポートレートにオススメ単焦点レンズ!AF-S NIKKOR 85mm F1.8G
Nikonの単焦点1.8シリーズであり、ポートレート向きと言われる焦点距離85㎜の
AF-S NIKKOR 85mm F1.8G
昨年末の記事にも書きましたが、ニコンカレッジのポートレート講座へ参加する事を口実に購入しましたこのレンズ。笑
大好き50㎜からさらに視界を切り取り、中望遠のほど良いボケも得られて、お値段もそこそこ優しいこのレンズを紹介していきますよ~♪
目次
1.AF-S NIKKOR 85㎜ F1.8Gってどんなレンズ?
日本のカメラメーカー「NIKON」が2012年に販売しました“ポートレートに最適”な中望遠レンズです。
開放絞り値1.8の単焦点シリーズの1つで、開放からシャープな写りとボケ感が得られ、価格もほどほどな人気のレンズです♪
レンズの主な仕様は以下の通りです。
レンズ構成枚数 9群9枚
画角 (35mm判) 28°30'
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 80cm
最大撮影倍率 0.12倍
フィルターサイズ φ67㎜
最大径 × 長さ φ80㎜ × 73㎜
質量 350g
人気の要素の1つが350gと描写の割に軽量なボディで持ち運びしやすいところも寄与しているかと思います。やっぱり「軽さは正義」笑
また販売した時期の話になりますが、NIKONのラインナップにはこのレンズが登場する2年前に販売された同じ焦点距離のAF-S NIKKOR 85mm F1.4Gというレンズがあります。このレンズ、同じ85㎜でも価格が3倍以上高くなかなか手が出ない…
となっているところにお手頃な価格(7万もじゅうぶん高い)で登場したのも人気レンズとなりえた理由の1つではないかと。笑
そんな人気レンズで撮っていった写真を見ながら次の項目へ♪
2.ポートレートで使ってみると…
NIKONのHPに“ポートレートに最適な中望遠レンズ”とあります。
85㎜がどうしてポートレートに最適なのか…
個人的に
①近すぎず遠すぎず良い距離で撮影できる。
②あんまり歪みがない。
の2つが理由かなと思います。
①近すぎず遠すぎず良い距離で撮影できる。
集中して見ている視野ぐらいの範囲を切り取る焦点距離なので、35mmや50mmと比べて人の全身を撮影するには距離を取る必要があります。「え~寄れないじゃん!」と言う人がいるかもしれませんが、近距離でデカいレンズを向けられるのって結構緊張します。笑
撮られ慣れていれば別ですが、ある程度の距離と取る事で自然な表情を引き出せると言われている点が理由の1つ🐽
②あんまり歪みがない
超広角レンズなど、レンズが広角になればなるほど写真の隅は歪んできます。
つまり中心に顔がないと、びよ~んと伸びてしまう可能性が…!?笑
なので歪まず比較的まっすぐ撮れる85㎜は人を撮影するのに向いていると言われています🐤
3.弱点ではあるが、SNSの流行的には良いかもしれない点
最近インスタグラムのポートレートジャンルで人気なのが、上の写真のようにフレアやゴーストが発生している写真。
正直これは時代に逆行している流行だとは思っています。笑
と言うのもこのフレアとゴースト、強い光源による逆光やレンズ内での反射によって起こるものであり、レンズメーカー各社はこの2つを抑えるよう色々設計してきたはずなのです。笑
※フレア→上の写真で全体的に白くモヤっとなりシャープネスを奪う現象
※ゴースト→写真の中に光の輪や、丸形や六角形の形の光がはっきり写っている現象
上の写真2枚のように、このレンズは逆光時にこの2つが発生してしまう…
つまり…
“逆光にはそんなに強くない”
ただSNSでは「低コントラストのレタッチ」や「人よりゴーストが主題か⁉」と思う写真がバズっているのでこのレンズでも十分活躍できるかと思います♪
じゃ、逆光時はあんまり使えないの?
そんなこたぁございません‼
強い光源を画角に入れてしまうと発生する事が多いですが、光源自体を入れなければ比較的容易に避けれます♪
4.使ってみた感想
私はかなり人見知りで、特に初対面の女性は苦手です。笑
その人に慣れるまである程度の距離を取れ、開放からシャープな写真が撮れるこのレンズはポートレートに限っては50㎜よりも登場回数が多いです♪
軽量なのでいつものカバンに1つ忍ばせておけば、友人・恋人のとっておきの瞬間や、日常をさらに切り取れるスナップに活躍してくれる事間違いないと思います♪
これからポートレート始めようかな?
中望遠でお手頃なレンズないかな?
と言う方、ぜひオススメです✨
見える視界のさらに向こうへ!楽しい?難しい?超広角の世界!
見える視界のさらに向こうへ!
と書きましたが、「今の写真に新たな価値を!」とか「技術的な進歩を!」とかではなく、向こうへの方向は前ではなく縦と横です。笑
自分の見ている視界よりさらに広い範囲を撮影する事ができる超広角レンズ!
使用してみた感想等ツラツラ書いていきますよ~♪
目次
1.超広角レンズって?
超広角レンズとは名前の通り超「広角」、すごく広い範囲を写すレンズです。
はっきりした定義はなさそうですが広角レンズの中でも
フルサイズ用レンズ(35mm換算)で24mm以下
APS-C用レンズで16mm以下
の焦点距離を指すそうです。
最近だとiPhone 11proなどのスマホに搭載されたレンズの一つとして広く認識されているかと思います(^^♪
広角レンズの特徴は大きく3つあげられます。
①被写体深度が深い
広角=焦点距離が短いレンズとなるので広くピントが合うようになります。全体をハッキリ写したい場合に力を発揮します♪
逆を言うとボケ感が欲しい写真には不向きかもしれません。
②遠近感(パースペクティブ)
「パース、パース」とよく聞きますが、広角レンズには大きな遠近感を得ることができます。「近いものは大きく、遠いものは小さく写る」当たり前のような話ですが他のレンズ以上の遠近感を得る事ができます。
③超広角
書いた字のままです。笑
2.広い範囲が撮れるという魅力
主にスナップ撮影の多い私が普段持ち歩いているレンズは50㎜単焦点と24-70㎜のズームレンズもしくは35㎜単焦点です(どうりでカバンが重いはずだ。笑)
今日は風景もしくは室内で撮るぞ!という日に広角を1本追加しています。
私が広角レンズに求めるモノは「広い範囲を写せる事」です。そう、ただただ画角の問題です。笑
観光地や室内などは動ける範囲が限られます。24㎜では入らない景色を広角レンズは
写す事が出来ます。広く写せる事は作風等にも影響を及ぼしますが、なにより「写せなかった」を極力減らす事にも繋がると思っています。
旅行先など訪れたことがない場所へ行く場合は広角レンズがあるだけで、かなり心強いです(^^)
また広い範囲を写す事が出来るのに加えて、パースと被写体深度の深さという特徴があります。
この写真は足元からポートタワー全体が画角に入るようモデルさんにぎりぎりまで近づき撮影しています。
絞りを開放して被写体にかなり近づいているので背景まで距離がかなりありますが、大きくボケる事なく描写されています。
正直もう少し絞っても良かったかなと思いますが、この時は「絞り開放」に固執していた時期でして。笑
広い範囲を写す事が出来るという点で話してきましたが、広角レンズのデメリット…というか難しい点を一つ。
広く写りすぎて色んなものが入ってくる。笑
「写真は引き算」と言われ、望遠や中望遠は見えている世界を切り取るイメージですが、見えてる以上の範囲を写すことができる広角レンズは構図を整えないとなかなか難しいと思っています。笑
さらっと撮る感じでは使いにくいかもです。笑
3.実は手ブレしにくい?というストロングポイント
私の投稿をご覧頂いた方で「こいつ暗いとこばっかりで撮ってるな」と思われた方いらっしゃるかもしれません。そうです、大半が夜の撮影です。笑
暗い場所での手持ち撮影は手ぶれを防ぐためにシャッタースピードを上げる必要があります。先日の50㎜の記事でも書きましたが手ぶれしにくいシャッタースピードは、
上の写真は8mm(フルサイズだと12㎜)で撮影しています。つまり1/12秒以上であれば手ぶれしにくいシャッタースピードとなります。D7000はAPS-Cなのでフルサイズに比べて高感度は強くありません。このSIGMAの8-16mmは決して明るいレンズではありませんが広角のため手ぶれせず撮影する事ができました♪
遅いシャッタースピードでも手ぶれせず撮れると言う事は…
さらに遅いスピードでも我慢すれば手持ちで撮れるのでは!?
という素人考えから撮ったのがこちら。
シャッタースピードを遅く出来る広角レンズを利用して長秒露光にチャレンジしました♪モデルさんだけを止めて(フラッシュを使用しています)、歩行者が流れるイメージで撮影しました♪
正確に言えばびみょ~にブレています…が、ポートレートなのでオッケーオッケーって感じです。笑
結論、私に1秒はやっぱり厳しそうです。笑
4.おわりに
普段は自分の見ている世界を切り取るイメージのある写真ですが、広角レンズは自分の視野以上の世界を見せてくれる魔法のレンズです♪
超広角は標準レンズでは撮れない写真を撮る事ができ、構図の勉強にもの凄い効果的だと思います!
是非1本!
今回出てきた機材は以下の通りです。