カメラ初心者の撮影日記

趣味で撮影してますカメラマンの撮影日記です。

大好きSIGMA 50mm F1.4 DG HSM ART

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ART SS:1/4000 f:2.8 ISO:100



諸君、私は50㎜が好きだ

諸君、私は50㎜が好きだ

諸君、私は50㎜が大好きだ

 

新年あけましておめでとうございます!!

 

ヘルシングの少佐の演説をお借りしましたが、何度も言います

私は50㎜が大好きだ!!笑

 

今回は私が持っているレンズの中で一番好きな

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ART

を勝手に紹介していきます✨

 

目次

 

 1.SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ARTって?

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日本のレンズメーカー「SIGMA」が2014年に販売しましたArtラインに属する焦点距離50㎜のフルサイズ対応単焦点レンズです。コンセプトは「最高性能の50mm F1.4」

 

「Artライン」とはなんぞや?という方へ

Artラインとは、レンズメーカーSIGMA(シグマ)がレンズを3つのプロダクトラインへ再編・統合した中の1つです。内容としては、

あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン

コンセプト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION

と明記されています。

 

レンズの主な仕様は

  • レンズ構成枚数 8群13枚
  • 画角 (35mm判) 46.8°
  • 絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
  • 最小絞り F16
  • 最短撮影距離 40cm
  • 最大撮影倍率 1:5.6
  • フィルターサイズ φ77㎜
  • 最大径 × 長さ φ85.4㎜ × 99.9㎜
  • 質量 815g

えぇ…815g

50㎜単焦点とは思えぬ重量です。笑

ただ使ってみるとちょうどいい重さで、手ぶれ補正は付いていませんがどっしり構える事が出来て案外手ぶれも重さも気になりません。

またフォーカスリングはしっとり回るので、マニュアルフォーカス時のピント合わせはし易いかと思います。

 

 2.圧倒的解像度と絞り1.4の世界

 

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ART SS:1/2000 f:1.4 ISO:100

 Artラインの特徴として絞り開放からの解像度は目を見張るものがあります。

上の写真はツツジの花にピントを合わせています。逆光気味の斜光ですがコントラストもよく色味もしっかり出るイメージです。

SIGMAのレンズは「コーティングが弱い」と言われていますが、ド逆光でない限りはフレア・ゴーストも気になりません。

周辺減光は多少見られますが、補正でどうとでもなりますし、むしろ主題のクローズアップ的な役割で使ってます♪

 

またこの50㎜は開放F値1.4による圧倒的なボケと明るさを得る事ができます。

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ART SS:1/1000 f:1.4 ISO:100

この写真は11月に代々木公園で撮影しました。

ピントは瞳に合わせていますが、まつ毛の一本一本までしっかりと解像しています。そこからなだらかにボケていってるのがわかります。

開放でのボケは周辺でも大きく形は崩れず丸に近い形を保っています。

(ポートレートなのでRAW現像時に明瞭度と輪郭強調も下げています。にも関わらず、このくっきり具合…くっきりはっきり写す…写し過ぎ…?笑)

 

 

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM SS:1/100 f:1.4 ISO:100

日光が入っていても意外と暗い室内撮影。

そんな時に頼りになります開放絞り1.4!!

手振れしにくくなるシャッタースピード=1/焦点距離 と言われており、

このレンズは50㎜なので1/50以上のシャッタースピードを稼げる事が出来れば問題ありません。

この写真は絞りを開放する事で1/100で撮影しています。

絞りを1.4にする事でソファがボケてモデルさんが浮かび上がった描写になっています♪

 

 

 3.50mmの画角について

 

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM SS:1/40 f:7.1 ISO:500

「人間の視野に近いと言われている50㎜」と言われても意外とピンとこない…

友人に伝える時は「カフェでテーブルの向いに座った人の胸から上は撮れるが料理までは入らない」と話しています。笑

実際広すぎず狭すぎずという便利な画角ではありますが、風景やカフェでのポートレート撮影(正直お店でよぉやるわ…と思いながら見てますが)には微妙に狭いと思います。

逆言えばそれ以外で不便した覚えはないですね♪

 自分の「注目している部分を切り取る」イメージは個人的に病み付きです♪

風景からスナップ、ポートレートにオススメの画角なのは間違いないです♪

 

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM SS:1/250 f:1.6 ISO:400

最短撮影距離は40㎝です。レンズフードを装着しD750に付けた場合、フード先から25㎝程度の距離から撮影可能です。画角の関係上コースのように一品一品の場合はしっかり撮れますが、○○定食とかになると難しいです。笑

また上の写真が“いい例”ですが、ボカし過ぎは良くないです。笑

これ凄い美味しかった~

 

余談ですが、結婚式にこのレンズ1本で行く時があります。もちろんカメラマンではなく招待された側としてですが、式場カメラマンでここまでボケるレンズを装備してる人はなかなか見ないので何枚か撮ってあげると喜ばれますよ♪

 

 4.使用しての感想

 

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Camera:D750 Lens:SIGMA 50mm F1.4 DG HSM SS:1/400 f:2 ISO:320

50㎜で815gという超重量級(今は35㎜で1kg超えとかもありますが)のレンズですが、もともとフルサイズを購入する前に、APS-C機であるD7000を使用していました。その時に使っていたレンズがこれまたSIGMAのArtラインである18-35mm F1.8 DC HSMというレンズで、重量が810gと標準レンズとしては激重の部類に入りました。重量はこの時に慣れていた事もありますし、50㎜はAPS-C機で35㎜(フルサイズ換算で52.5㎜)で撮る事が多かったのでこちらも違和感はありませんでした。

 

重量の事を書いてる方をよく見かけますが、画質を追い求めた結果の重量というロマン臭がたまらなくないですか?笑

もちろんミラーレス化により軽量化が叫ばれる時代ではあります。

ただどれか1本だけと言われれば万能に使える画角でAFスピードも速く、画質・ボケ具合も満足しているこの子を私は選びます!

 

今回出てきた機材は以下の通りです。

 

 

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: エレクトロニクス