ポートレート スナップの秘密兵器 AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
※今回浮かれたまま書いてます。
普段SIGMA 50㎜ Artがメインの私ですが、
ずーーーーーーっと憧れていたレンズがあります。
それが、AF-S NIKKOR 105㎜ F1.4E ED
焦点距離105mmにおいて世界で初めて開放F値1.4とAFの両立を実現し、
そして写真家 上田晃司先生が「魔法のレンズ」と表現するFマウント中望遠最高峰のレンズでもあります。
【30min】上田家が語るレンズのあれこれ レンズの使いこなしや上田家一押しの魔法レンズについて、だらだらと30分間語ります!
以前にヨドバシカメラのイベントでお借りする機会があり、その時の感想が「自分上手くなった!?」と勘違いさせてくれるクリアな描写に驚きました‼
その3年後、私の手元にやってきました。えぇボーナス突っ込みました。笑
買ってレジで「付けて帰ります」と言うと店員さん苦笑い
重量は985g
これだけ聞くと「いやいや重すぎるやろ…」となるかもしれませんが、
いつも付けっぱなしになってるSIGMA 50mm Artは815g
ポートレートの時手持ちで付けているTAMRON 70-200 2.8は1,485g
なので、そこまで重量感はありませんでした。
ただ鏡筒が太い。本当に太い。笑
そのまますぐに撮りたくてスナップしてきました。笑
購入初日は距離感が掴めず、またボケの具合も把握できなくてボケのうるさい写真を量産しました。笑
1.6と中途半端な絞りで撮ってしまっていますが、ピント面のシャープさとボケの大きさは感じて頂けるかと思います。
さすがに開放付近だとレモン型のボケが目立ちますが、2.8まで絞れば完全に解消します。
描写については開放からピント面はシャープです。
もちろん1段2段絞っても中望遠ならではのボケ具合は健在です👍
そして燦然と輝くNマーク‼✨
ナノクリスタルコートを施してあるので逆光耐性もばっちりです👍
暗いところでも逆光でも使えるってもう持ち歩くしかないですよね?ね?笑
そしてこのレンズ最大の特徴が設計思想にあります。
それが「三次元的ハイファイ」です‼
三次元的ハイファイ(高再現性)とは…‼
Nikonの設計思想の一つであり、「三次元の被写体を、写真という二次元のフィールドに、より自然な三次元の像として再現する」という高再現性を求めた設計思想です。
ピント面からボケはじめ、完全にボケたところまでの連続性を重要視し、自然な立体感の向上を目指した作りとなっています。
例えば上の写真は2本目のポールにピントを合わせています。
そこから、ずずずず…と徐々に、徐々にボケていく様子がなんとも気持ちいい。
下の写真はみなさま大好きポートレートです。
105㎜という焦点距離が自然とソーシャルディスタンスを取らせてくれます。笑
1枚目はコートのカタログを意識したので引いて全身を撮影しています。
まさしく「立体感のある描写」かと個人的には思っています💡
ピント位置である被写体からいきなりボケるのではなく、少しずつボケているのが感じられるのではないでしょうか。特に床と柱を見て頂けるとわかりやすいかと思います。
また2枚目は前ボケに手すりを入れたので、そこから徐々に被写体に向かってピントが合っていく描写に“連続性”を感じます。
その点大好きなSIGMA 50mm Artは「バッキバキに描写して、ブワっ‼とボケる」
感じかと💦もちろんその描写も好きです。笑
正直勢いで書いておりますので、まとまりがないと言われるとその通りだと思います。
でもそれぐらい買ってよかったし、未だに浮かれてしまうレンズだという事です。笑
ポートレートに向いていると言われている105㎜ですが、私実はスナップ撮影の必殺技として購入しました🐽
上に動画リンクも貼り、先日のブログでツーショット撮っていただきました上田先生のファンなのも大きいです。笑
もちろんポートレートでも積極的に使っていきたいと思っています💡
八百万の神がいる日本で近年「神」が乱発しているので、あまりこの表現は好きではないのです。でもそう言ってもいいんじゃないだろうか?と思うぐらいのレンズです✨
是非お勧めします✨